ブーゲンビリアの生育記録(2004年その12)

私が育てているブーゲンビリアの生育記録です。(2004年10月24日から11月21日まで)

2004-10-24(Sun)

ついに温室を設置しました!というのも、なんと週中頃に最低気温一ケタ台のめちゃめちゃ寒い日が待ち受けているからです。それって去年の12月並みじゃん!今の季節なら、温室内は 15 度(夜間)〜 28 度(日中)をキープできるので、心配する事なく仕事に没頭できるというわけです。

先週の前半は台風の影響をモロに受けた悪天候が続き、その後晴れてもどことなく冬の予感を感じさせるような弱々しい陽射しなのです。もちろんそんな環境がブーゲンビリアにとっていいわけがないので、雨が降っているときはプラントライトを当て続けましたが、なんというか、後手後手に回ってしまっている感が否めなかったんですよね。

そんな中、挿し穂の命も空前の灯火!写真はあっちに載せましたけど、ついにサンデリアナホワイトの枝一本だけになってしまいました。スタートが遅かったというのもありますが、よもやここまで寒い日が続くとは思っていませんでしたからね。というわけで、挿し穂だけは部屋の中でぬくぬく過ごしてもらうことにしました。

なぜかいつも薄暗く撮れてしまうサンデリアナホワイトと、大きくなってきたマハラダブルレッド。

さて、そんな寒い日々が続いてもたくましく生き延びているマイブーゲンズ。過保護のかいあって(?)マハラダブルレッドとテキーラサンライズの苞は縮れる事なく順調に大きくなってきました。でも寒さに弱いテキーラサンライズの古い葉は黄変・落葉し始めています。次々に苞を咲かせる事はなさそうなので、来年に期待です。

サンデリアナホワイトの苞が鈴なりになってきました。春・夏には普通の斑入りアイヴィそのものだったので、ようやくって感じです。これをちゃんと仕立てて咲かせるのはちょっと難しいですね。枝も他のブーゲンとは全然違って上に伸びてくれず、枝を真横に誘引しても摘芯しない限り延々と伸び続けるし。

元挿し穂パープルローブと、ゆっくり育っているメリーパーマーの蕾

親木のパープルローブとブライダルピンクは落葉を始めました。まだ咲き始めの苞もあるんですけど、新芽も茶色くなってきたので冬越しのスイッチが入ったのでしょう。でも、元挿し穂パープルローブの枝の先端に、おそらく今シーズン最後の苞を付け始めました。背が高いので、他のブーゲンズより日照的に有利なのかもしれません。

耐寒性が不明のメリーパーマーは先週ずっと室内に入れていたのですが、ちょっとだけ苞のつぼみが大きくなってきました。

パープルローブ親子3鉢とブライダルピンクは温室の一階に、その他は全て二階に収容したのですが、二階に置いた背の低いブーゲンズは気温が暖かくなっただけではなく日照時間も格段に延びた( 7 時間→ 10 時間くらい)ので、来週以降は何らかの変化が出てくると思います。

といっても、そこはデリケートなブーゲンビリアです。新芽や苞がわんさか現れるより、一気に落葉を始める可能性が格段に高いんですけどね…(^^;)

2004-10-27(Wed)

温室内のサンデリアナホワイトとマハラダブルレッド。いったん止まった成長がまた始まりました。

予想通り、今日は朝からめちゃめちゃ寒く、私も勢いに乗って風邪を引いてしまいました!(日本語がヘンですよnenrikiさん)まあ風邪はたいしたことないんですけど、これからこんな寒さがずーっと続くのかと思うと…

さて、今日に備えて温室に引っ越したマイブーゲンズは(私と違い)元気そのものです。月曜の夜に様子を観に行った時、もちろん見た目はさほど変わってませんでしたが、真冬だと、土に鼻をくっつけても絶対に感じられない、活き活きした土の匂いを感じたんですよね。私の大好きな匂い。たった一日でこうも違うものかーと思ったわけです。

それから2日経った今朝、また様子を観に行くとむわっとした熱気の中のブーゲンズは明らかに活気を取り戻していました。苞が大きくなっているものも散見されて、やっぱり思い込みじゃなかったのだとわかってとても嬉しかったです。

写真はあちら側に載せていますが、室内で育てると「虚弱に育つ」だのなんだのと言われてしまう挿し穂も、芽がふっくら膨らんできました。最後の生き残りなので、このサンデリアナホワイトにはがんばって育って欲しいものです。

元挿し穂パープルローブとテキーラサンライズです。日に日に大きくなっています。

軽量がウリのこの温室の弱点は風です。今年は前シーズンの失敗に懲りて横風対策をしていますが、自然の力は我々人間では制御できないものです。想像を絶する勢いの風がいつ吹かないとも限らないので、いままで雨を心配していたように風に注意する日々が続きます。

2004-10-31(Sun)

いやもう、先週の水曜から昨日まではとにかくめちゃめちゃ寒かった!とりわけ木曜・金曜の朝の寒さときたら、思わず寝坊せずにはいられないほどでした。

木曜の夜、温室内の気温が 10 度前後まで下がっているのをみて「これはマズイ!」と思い、保温用ランプを衝動買いしてしまいました。

土曜日に届いて早速投入したのですが、不完全燃焼で温室内が真っ黒に。ちゃんと調節すれば煙が出ないようになるのに、例のごとく説明書を読まずに使い始めてしまう悪いクセが…

泣きながら温室内に付着したススを掃除して、土曜の夜は一晩中点けっぱなしにしてみました。(ちなみに私が買ったランプは公称 60 時間くらい給油しなくてすみます。)気温を計ると 20 度前後あったので、うちの温室くらいの大きさなら 5 〜 8 度くらいの加温効果があり、まさに「冬の最終兵器」!「魔法のランプ」!(年齢が伺えます(汗))

今日の夜は暖かいので使いませんが、これで寒い夜にも怯える事なく安心して眠りに就けるというものです。

サンデリアナホワイトに新しい苞の蕾が。マハラダブルレッドの苞も一段と大きくなってきました。

あまりの寒さに葉っぱが散り散りになってしまったブーゲンもあるのですが、ここ二日で息を吹き返しました。とりわけ萎れてしまいそうだったサンデリアナホワイトとマハラダブルレッドは一見してわかるほどに元気を取り戻しました。

実は、マハラダブルレッドは木曜の夜の時点で小さな苞が黒く枯れ落ちていたのです。それをみた私の脳が沸騰してしまい、ランプを注文するのに至ったのでした…(^^;)

親木パープルローブの立派な苞と、蕾が開き始めたテキーラサンライズです。

テキーラサンライズは寒さに弱く、飛び出た先端の枝はあまさず葉がくしゃくしゃっと枯れてしまいました。二つある鉢のうち、片方はもう完全に冬越しモードに入りつつあります。この苞が着いている方はいろんな枝に苞がついているんですけど、やっぱり満開にはならなさそうです。

パープルローブもここにきて苞が増えてきていますが、こちらも天候次第ですね〜。晴れた日が続いてくれるといいのですが、何やら今週もぐずついた天気が続きそうな気配…

2004-11-07(Sun)

11月に入り、なんだか暖かくなってきました。というか、先週までの二週間が例年と比べてちょっと寒過ぎたのでしょう。とはいえ日照時間は短くなってきているし、気の早い街路樹は紅葉しつつあるのでやっぱり冬は近いんだろうな。

毎年、どういうわけかこの時期には風邪をひくのが恒例で、今年もガッツリやられてしまいました。日頃の不摂生が祟りましたね。文化の日あたりは瀕死でしたがもう治ったので、今年は数年ぶりに紅葉見物に行けそうです。都内は来週末か再来週末あたり、鎌倉あたりは今月末くらい?

昨日は 38 年ぶりに対岸の浅草に出向いたのですが、観光客がわんさか群れをなしてました。隅田川の川下りの水上バスも大入り満員だったし、出かけた人もさぞ多かったことでしょう。(=ネット通販は閑古鳥が鳴きまくり…(^^;))

サンデリアナホワイトとメリーパーマーは、苞を残して丸坊主です。

さて、暖かくなってくると私の目論見も狂ってきます。なんと、日中には温室内の気温が 40 度近くまで上昇!(←上の段です。下の段は 33 度くらい)温室の様子を伺うときは首だけ突っ込んでいるのですが、まるで夏のような熱気と湿気で汗をかいてしまいます。

あまりの環境の激変ぶりに、凄まじい勢いで落葉するブーゲンが多発!上の段に置いているサンデリアナホワイト、メリーパーマーはほぼ丸坊主になってしまいました。もっとも、その代わりに新芽が息吹いてきているんですけどね。さながら春のようですが、日中は温室の戸を開け放しておかないとダメですね。温室の投入は少々早過ぎた模様です。

挿し穂パープルローブの苞に急な高温が祟って白い斑が入ってしまいました。ブライダルピンクの枝先はこんな感じです。

下の段にはブライダルピンクとパープルローブ親子の比較的大きい株が鎮座しているわけですが、こちらは「最高気温 33 度」らしく順調に育っています。ブライダルピンクは今シーズンはもうお終いかと思っていましたが、ここにきて枝先に苞や新芽が出現してきました。パープルローブも葉の生え替わりが始まってきたのでこちらも楽しみですが、いつまた天候が崩れるかわかりやしませんから過大な期待を寄せないようにします。

2004-11-14(Sun)

再び苞が着きはじめたカリフォルニアゴールドとブライダルピンク。どちらも枝の先端じゃなくて途中に着いてきたので、満開になるのが楽しみ。

先週も最低気温が 10 度台半ばのぬるい日が続きましたが、週末にかけて天気がちょっと崩れました。今日は久々に冬らしく冷え込んだので、二週間ぶりに加温ストーブを登板させました。明日からもなにやら寒そうな日が続きそうなのはどうしたものでしょう。

さて、一気に落葉してこのまま越冬しそうな勢いだったマイブーゲンズですが、ようやく高温多湿の温室の環境に慣れてきたのか、枝の節々に苞が出現し始めました。とはいえ葉は減ってゆく一方なので彩りに欠けるというか、夏のような勢いを感じられなくてちょっと寂しいですね。

カリフォルニアゴールドはどちらの鉢にも苞が着き始めてきたのですが、今回も赤混じりの苞が着くのかどうかが楽しみです。

全然赤くなくピンク一色のマハラダブルレッドと、微妙な色合いが美しいメリーパーマー。

温室内は紫外線が直接入らないので苞の色も薄くなってしまいますが、それにしたってこのマハラダブルレッドは…(^^;)

メリーパーマーは全ての枝の節々に苞が着き始めて、このまま上手くゆけば桜の咲き始めのようなピンク一色の美しい枝振りを楽しめそうです。(というか葉っぱがほとんどなくなってしまっただけなんですけどね)そういえば、沖縄からやってきた頃もこんな感じだったっけ。

いま咲き始めているブーゲンズは、冬枯れする前にひと花咲かせようとする「種の保存本能」が働いているのでしょう。ただ今年の冬はやはり厳しそうなので、年内いっぱい持つかなぁ。

ブーゲンビリアとは全然関係ないんですけど、昨晩は上海ガニに舌鼓を打ってきました。今月末までが旬ということで。写真を撮ったり撮られたりして楽しく食事してきたんですけど、一晩明けた今日、濃厚なカニミソの味を思い返しながらその写真を観ていると、見たこともないブタが写ってて見苦しい事この上ありません。

明日から本腰を入れてダイエットしようと思います…(ρ_;)

2004-11-21(Sun)

苞が大きくなる前にしぼんでしまうメリーパーマーと先週から全然変化がないブライダルピンク。

先週半ばから、コートやマフラーを身につけ始める人がちらほら。考えてみると11月も後半に差しかかっているわけで、気温は徐々に低下しています。加温ストーブをフル登板させましたが、ブーゲンズの生育状況がどうも芳しくないのです。葉はぽろぽろ落ちる一方だし、なによりせっかく咲き始めた苞も落ちて行きます。

理由として考えられるのは、加温ストーブの発する排気ガス(灯油が燃料なので)と日中の気温が高くなりすぎてしまうということです。初めて使った時に不完全燃焼であっというまに温室内を真っ黒にさせてしまう失敗はあったものの、その後はちゃんと完全燃焼させているし灯油のイヤな臭気もしないのですが、やはりキレイな空気ではないんでしょうね。

また、晴れた日の日中の温室内は、加温ストーブを使わなくても気温が 36 度近くまで上昇するので、晴れ+加温ストーブとなると…たぶん想像できないほどの高温になっていることが想像できます。たしかに先週は天気がよくない日が多かったんですけど、晴れるだろうと予想される日にはストーブを消さなければならなかったのに、夕方からの寒さをしのぐ事を優先させてしまってずーっとつけっぱなしだったのが災いしたようです。

やっぱり、加温設備なぞ使わず、自然の成り行きに任せる方がいいのかなぁ…

加温ストーブやプラントライトで人工的に演出したウソの「夏」は、夏の強烈な陽射しと蒸すような暑さとはやっぱり違うわけで、上手くいったときでも葉や芽に勢いを感じる事ができないし、完全に枯れてしまうほどの寒さをしのぐ事が出来ればそれでいいのかもしれないな、なんて考えています。冬に枯れてしまうから、春に芽が息吹いてきた時の喜びもひとしおなのかもしれませんしね。

そんなわけで、わんさか咲き誇ると予想されたメリーパーマーの苞は、大きくなる前にしぼんで落ちてゆくばかりです。テキーラサンライズ(いま咲いている方)、マハラダブルレッドもそんな感じですね。ブライダルピンクとテキーラサンライズ(先に丸坊主になった方)、カリフォルニアゴールドは苞のつぼみが出来た先週とほとんど変化がありません。

いったん枯れて苞のつぼみがついてきたテキーラサンライズと相変わらずのパープルローブ。

一日の温度変化が激し過ぎて過酷な環境に置かれているマイブーゲンズの中でも、比較的元気なのはパープルローブ親子です。まあ、パープルローブは屋外でも雪が降る 1 月初め頃までは葉も苞も落ちませんから、過酷な環境に耐える事が出来るのでしょう。

赤く色づき始める樹々が目立ってきたのでカメラを持って遊びにでかけましたが、紅葉し始めてきたのはまだ日陰の樹だけなんですね。見頃を迎えるのは来週、再来週あたりでしょうか。

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