ブーゲンビリアの生育記録(2004年その8)

私が育てているブーゲンビリアの生育記録です。(2004年7月11日から7月29日まで)

2004-07-11(Sun)

7月11日のメリーパーマーの写真。一泊で函館に行ってきました。あちらは湿気もなく、非常に過ごしやすい気候でした。樹々も生い茂り始めって感じで、ちょっと草木があるところで足を止めてみると、もう東京ではかけらも残ってないような新緑の匂いがするんですよね。紫陽花も咲き始めていました。

さて、一泊とはいえ家を留守にすると心配になってくるのがブーゲンビリアの世話です。旅立ち前の東京は相変わらずの猛暑だったので、もちろん水やりしてから出かけたものの非常に心配でした。昨日の夜にちょっとだけ雨が降る、という予報でしたが、実際どんなものかわかりやしませんしね。

帰ってくるなりベランダに赴くと、全てのブーゲンの葉が萎びていました(;´Д`)

特に水の吸い上げペースが速いパープルローブの親木とテキーラサンライズは壮絶に萎れていて大ピンチでしたが、完全な水切れではなかったようで、狂ったように水やりしたらたちまち回復して一安心ですが、これじゃ夏の間はおちおち旅行にも行けやしません。自動水やり機が欲しくなりました(笑)

落ち着いてからあらためて観察すると、丸一日半見ないうちにメリーパーマーの苞が着き始めていました。今度は枝の先端だけでなく、枝の途中の節々にも着き始めているんですけど、かつて苞が着いたあとの花がらが残っているところにも苞がこんにちはしているのです。

他の品種だと、まず新芽が出て、その芽が育った葉の付け根に着き始めるので、いったん苞が着いた同じ場所に苞が再び着くことはないですよね。つくづく変わってるなぁと思います。

2004-07-16(Fri)

今週の東京は晴れ続きなものの、ここ下町ではヘンな雲が出ておりまして、「快晴」とは言いがたい空模様の日が続いています。気温のほうは連日35度近くと申し分ないのですが、昔からいわれているように、強い陽射し+ヘンな雲+気温が高いの組み合わせということで、午後に入ると光化学スモッグ警報が連日のように出ています。私はまだ一度もやられたことはないのですが、なんでも、眼がチカチカしたり気分が悪くなるそうです。下町住まいの方は気をつけてくださいね。

さて、植え替え計画は引き続き順調に行われています。火曜日にはテキーラサンライズの挿し穂を植え替えました。で、上の写真左側をご覧いただきたいのですが、テキーラサンライズは根詰まりすると葉っぱがくるんと丸くなる特徴がありまして、挿し穂4本のうちこれ一本だけがこの状態です。ちなみに、上の写真中央はテキーラサンライズの挿し穂の同級生です。これだけの差が出てしまいました。

テキーラサンライズの挿し穂は他のより浅い鉢に植えていて、この挿し穂は鉢底石を半分くらい敷き詰めていた鉢でもう一本の挿し穂と寄せ植えしていたのです。鉢から抜き出してみるとなんと、土の奥行きが3センチ位…これでは根詰まりしますよねぇ(^^;)

というわけで、この一本だけ別に植え替えて回復を待っている状態です。上の写真右側は先々週、一番初めに植え替えたパープルローブの挿し穂です。これも根詰まりしていましたが、今では見事に回復して新芽が吹き出しています。

下の写真は、右からカリフォルニアゴールドとマハラダブルレッド(たぶん)です。これらも根詰まりからの回復が急ピッチな樹で、マハラダブルレッドはそろそろ誘引しなきゃなーという感じです。いやはや、根詰まりは怖いですね。

そして、下の写真右は苞が着き始めたメリーパーマーです。うちに来たときから着いていた古い葉っぱはぽろぽろ落ち始めて、ようやく新しい葉っぱが育ってきました。残念なことに、今回も赤い苞しか着かなさそうです。

2004-07-17(Sat)

そして今日も植え替えです。挿し穂パープルローブの中で最も多くの苞が着いた株を植え替えました。苞が終わったら植え替えようと思っていたのですが、途切れずに苞が着き続けてしまい、タイミングを逸してぁぅぁぅしているうちに今日に至ってしまったのです。ていうかまだ苞が着いてるんですけど、葉っぱがキモい色になってしまい(写真左)、これ以上の根詰まりを我慢できなかったので植え替えを敢行しました。ちなみに、真ん中の写真は健康なパープルローブの芽周辺です。

ついでに、親木パープルローブとブライダルピンクも苞のつぼみが増えてきたので誘引しました。もちろん、基幹になっている枝は既に誘引してありましたが、前回の苞が終わるころに伸びてきた枝は伸び放題のまま放置していたのです。

苞が着く枝と着かない枝の区別は新芽のうちからはわからないことと、新しく伸びてきた枝は出来るだけ外側(放射状に伸ばして太陽光がよく当たるようにしていた)かつ真横にして苞の出現を促していたことが放置していた理由です。

…なぁんてエラそうに書いてますが、2週間くらい前、トゲだらけになりそうな気配が漂いつつあったから、斜めにしていた枝を慌てて真横にしただけなんですけどね(笑)

2004-07-20(Tue)

左からマハラダブルレッド、フレンドリー、サンデリアナホワイトです。

昨日までは引き続き晴天続きでした。いや今日も晴れるには晴れたのだけど、猛暑すぎ。今日みたいなのは「晴れ」なんて次元を超越していました。39.5 度なんて、快晴じゃなくて不快晴です。

今日は事務所にゆく日だったので水やりしてから出かけたのですが、根腐れのことなど考えず全部水やりすべきだった!どうして今日に限って…(ρ_;)

というのも、22時半に帰宅してすぐベランダに赴くと、ブ−ゲンズが萎れまくり、もとい、萎れるどころか水切れです。狂ったように水やりしましたが時既に遅し。灰色に変わりはて、くしゃくしゃに丸まって枯れていた葉っぱがたくさん……。水やりには常日頃気をつけていますが、まさかあんなに暑くなるなんて夢にも思っていませんでしたからね。

うちでの被害状況は下記の通りです。

影響なし
パープルローブ(親木、挿し穂1)、ブライダルピンク、メリーパーマー、マハラダブルレッドカリフォルニアゴールド(小)
被害軽微(葉が何枚か枯れた)
パープルローブ(挿し穂2、挿し穂3、挿し穂4)、テキーラサンライズ(小さい挿し穂鉢)、サンデリアナホワイト、カリフォルニアゴールド(挿し穂)
被害中(葉が何枚か枯れ、芽が少し萎びた)
テキーラサンライズ(大きい挿し穂鉢、根詰まりの鉢)
被害深刻(葉が何枚も枯れ、芽や苞が激しく萎びた)
ピンクシャンパンマハラダブルレッド、フレンドリー

まあ葉っぱが落ちたといっても古い葉が大半だったし、生き残った葉っぱはこれを書いている今(23時半)には元気を取り戻していたのでさほどショックではないのですが、マハラダブルレッドは高温に弱い品種ゆえ特に被害が深刻で、せっかく着きかけた苞のつぼみごと先端が枯れてしまったためはさみを入れるハメになりました。

左からパープルローブ(挿し穂4)、パープルローブ(挿し穂1)メリーパーマーです。パープルローブの挿し穂4(先週植え替えた挿し穂)の葉脈が浮き出てキモかった黄緑色の葉っぱは緑色が濃くなりました。

被害がなかった・軽微なものでも葉が萎れたりして総じて元気がなかったわけですが、メリーパーマーだけは別でした。葉は一枚も落ちなかったし、苞も萎れるどころか昨日より大きくなっていて、やっぱり沖縄育ちは暑さに強いのかな?なんて思いました。

2004-07-22(Thu)

左からメリーパーマー、ブライダルピンクです。苞が大きくなってきました。

暗黒の火曜日の後の二日間は、普通に暑い夏の日々でした。よしずを用意したので、月曜のように暑くなりそうな日には陽射しを遮ろうと思っていたのですが、今のところ出番はありません。いや、もちろん一夏中出番がないことを願っていますが(^^;)

被害が大きかったブーゲンズはその後どうなるんだろう?と心配していましたが、落葉は一日で止まり、その後は今まで通りのようです。

生け花など嗜んでおられる方には常識らしいのですが、葉っぱが多いと蒸散する水もそれだけ多くなるので、それに加えて鉢に土が少ないとあっという間に水不足になってしまい、真夏の炎天下での放置には耐えられなくなってしまうようです。そういえば、挿し穂を始める時に、着いている葉っぱを何枚か取り除いたり、大きな葉の先端1/3ほどを切り落とすのも似たような理由ですね。

葉っぱが少ないメリーパーマーやカリフォルニアゴールドが比較的無事だったのも、ぐんぐん育って青々としていたピンクシャンパンの葉っぱが激しく枯れたのもそこらへんに原因があったのかもしれないなーと今さら気付いても遅いのですが、今後のためにメモ。まだ7月ですし、これからも暑い日はありそうですからね。

2004-07-25(Sun)

左からパープルローブ(挿し穂1、挿し穂4)、フレンドリーです。暑すぎるのかなぁ…

東京はその後もずーっと晴れ続きでした。火曜日の後、元気を回復したかのように見えたブーゲンズですが、葉が萎れてきたものが出てきました。(;´Д`)

この通り、パープルローブの挿し穂とフレンドリーの葉っぱはしな〜っとしています。水が不足しているわけではなく、もう10時間以上前に水を与えた後なのにこの萎れっぷり!おそらく根に深刻なダメージを受けているため、必要な量の水を吸い上げられなくなっているのでしょう。

挿し穂を育てた経験のある方はおわかりいただけると思いますが、水やりした後、半日経っても枝先がこういう状態のままなら、まず回復することはありません。あとは枯れてゆくのみです。

もちろんこのまま放置するつもりはないので、弱った根が供給できる水でまかなえるだけの分に葉を減らして蒸散を抑え、枝も短く(=根に近く)剪定しました。萎れた枝先をあまさず剪定し、枯れつつある葉は取り除き、大きな葉については先端から 1/3 を切って蒸散を抑え、カルスの生成を促すようにしました。

今ほど暑くなければベランダでも大丈夫でしょうが、置き場所も水が蒸発しすぎないよう日陰ぎみの庭に移し、そして根の成長を待つことにしました。早く回復してくれますように。

左からテキーラサンライズ(根詰まりの鉢)、カリフォルニアゴールド(小)、マハラダブルレッドです。

ブーゲンズ全てがダメなわけではなく、この辺は順調に回復してきました。特にマハラダブルレッドはいったん苞のつぼみが出来たところで枯れてしまったのですが、枯れ落ちた苞と葉の後から再び赤い芽が出てきたのです。根詰まりテキーラサンライズも、火曜日には大きな葉がくしゃっと枯れてしまい、残った葉も丸まって今にも死にかけていたのですが、このとおり葉の色が健康的な緑色になり、新芽が育ってきました。

左からパープルローブ(親木)、メリーパーマー、ブライダルピンクです。メリーパーマーの花が咲きました。ブライダルピンクのピンクも濃くなってきましたよ。

パープルローブは樹勢が強すぎて真夏に苞が着きづらいとされていて、うちでもなんとか苞を着けることができたものの枝の成長が止まらないので、どうしたって苞が葉の中に埋もれてしまいます。やっぱり難しいですね(^^;)

今回のメリーパーマーの苞は赤くならず最初からピンクで花も白なのですが、一番最初に着いていた苞は色がもっとオレンジがかっていたし花にも赤い筋が入っていたので、なんだか別の品種みたいです。紫外線の量と気温の違いでしょうか。

2004-07-29(Thu)

左からパープルローブ(挿し穂1)、マハラダブルレッド、水面に浮かぶメリーパーマーの苞です。

東京は、昨晩から台風の影響で天気が大荒れです。風はごーごー音を立てているし、晴れたと思ったら突然雨が降るしでおちおち洗濯物も干せやしません。そんなわけで、昨晩は風の影響を受けない庭の軒先にブーゲンズを避難させ、今朝またベランダに出してみました。今日は水やりしなくて大丈夫!みたいなノリです(笑)

なんだか急に涼しくなってしまいましたが、たまにこういう日があるのもまた夏なのでしょうか。

雨は降ってはやむという繰り返しなのですが、先ほど様子を見に行ってきたらパープルローブの挿し穂 1 (日曜日に萎んできた)の死にかけていた葉っぱが、ハリを取り戻していたのです。やったー!この株に関しては、雨ざらしにしていたのがよかったのでしょうね。

マハラダブルレッドとテキーラサンライズも見事復活して苞らしきものも着き始めましたが、屋内に引っ込めているフレンドリーとパープルローブ(挿し穂4)は枯れ木度が上昇していたので外に出してみました。ダメで元々です。

池の睡蓮の花が咲いたので観に行くと、見慣れぬ物体を巻貝(品種不明)が食べていたのであれれ?と思ったら、なんと食べていたのはブーゲンビリアの苞でした。風が強いので、いま満開のメリーパーマーやテキーラサンライズの苞がそこら中に散っているんですよね。葉脈だけきれいに残してスケスケになってしまいましたが、果たして美味しかったのでしょうか。普段はコケを食べている巻貝達にとっては、南国産フルーツみたいなものなのかな。

左からメリーパーマー、パープルローブ、ブライダルピンクです。

親木たちは雨風をものともせず、いよいよ最盛期を迎えつつあります。今回のメリーパーマーは枝の途中に満遍なく苞が着いたのでバランスが非常によく、苞が垂れ下がるようなことはありません。パープルローブも満遍なく苞が着いてきたのですが、脇に着いた苞は葉っぱに埋もれて見えないんですよね。上のほうに飛び出しているのが辛うじて外から確認できるような感じです。剪定しなきゃダメですね。

ブーゲンビリアとは全然関係ないんですけど、明後日の土曜日は下町の夏最大のイベント・隅田川花火大会です。今年は仕事が終わらず行けないので(鬱)、音だけでも楽しもうと思っています。

でも、花火大会が終わると夏も終わりに向かってゆくような気がしてちょっと寂しいですね。私は 8 月より 7 月のほうが好きなのですが、夏そのものより夏に向かってゆく気分が好きなのかもしれません。

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