ブーゲンビリアの生育記録(2005年その8)

私が育てているブーゲンビリアの生育記録です。(2005年9月4日から9月24日まで)

2005-09-04(Sun)

満開のメリーパーマーとマハラダブルレッド。

先週の東京は火曜日から水曜日にかけて雨が降りまして、あとはどうにもスッキリしない天候の日が続きました。まだまだ暑いですが夜にエアコンを止めても寝苦しくないし、なにより日が落ちるのが早くなってきています。セミの鳴き声も心なしか少なくなってきたような気がするし、その反面、夜に鳴くコオロギの合唱は一段と響くようになってきました。秋の到来です。

さて、太陽の角度が変わってくると、うちのベランダは日没よりかなり早い時間に陽が差さなくなってきます。今頃だと、メリーパーマーの場所(奥の方)は15時頃、日照時間が長いパープルローブの場所(手前の方)でも16時半には日陰になってしまいます。いま満開のカリフォルニアゴールドの二鉢は水の吸い上げが早いお年頃なので奥の方に、苞が一段落付いたティンマは手前の方に場所変えしました。マハラダブルレッドは雨で苞が黒ずんでしまうのが怖いので常に一番手前、ひさしの下です。

レインボウとパープルローブ、レインボウとメリーパーマーを並べてみました。

レインボウにささやかな花が咲きました。こうやって他のブーゲンと見比べてみるといよいよメリーパーマーにクリソツなわけですが、これはこれでよいかな、と。ここ東京ではどちらも入手しづらいですしね。これから大きく育ってゆくにつれ、また変化があったりするのでしょうか。レインボウはストレート仕立てにするつもりです。樹の上下では差す光の強さも違うだろうから、薄い苞のグラデーションを楽しめそうですしね。って、巧くゆくかなぁ…(^^;)

さて、うちの池に生息していたヤゴが一匹、無事トンボになって羽ばたいてゆきました。といっても、出掛けに抜け殻を見かけて初めて気付いたので、羽化の様子を見ることは叶わなかったんですけどね。ヒルやボウフラをあまさず退治してくれるたくましくもかわいいヤツなんですけど、数が多いわりにエサが少ないからか8月終わりになっても成虫にならなかったので、イトミミズを与えまくったらものすごい勢いで大きくなって、一度脱皮してそれほど日が経たないうちに駆け足で巣立ってゆきました。

シオカラトンボやアキアカネは初夏に羽化して、高原で優雅に避暑してから秋に再び平野に戻ってくるので、今頃成虫になっても時期遅れも甚だしいんですけど、幼いまま水中で果ててしまったらそれこそ浮かばれないような気がしたのです。昆虫の小さな脳には感情などないかもしれないけど、それでもやっぱり空を自由に飛び回りたい!と思っていたんじゃないかなと。

実はヤゴのサイトを立ち上げようと思っていたほど入れ込んでいたので(笑)、飛び立ってゆく姿をひと目見てみたかったんですけど、早起き出来ないとやはりダメですね。

2005-09-10(Sat)

苞がお辞儀しているテキーラサンライズと、剪定したのに枝が伸びまくりのパープルローブ。

先週のハイライトはなんといっても台風です。ここ東京でも暴風雨が吹き荒れまして、我が家では前夜に閉め忘れていた窓から盛大に雨が侵入してしまい、帰宅するなり文字通りの「床上浸水」を体験するハメになったものの、ベランダのマイブーゲンズはさしたる被害もなく、台風が去った後も元気な姿を見せてくれています。

さて、うちではいま、全てのブーゲンビリアの苞が咲いている盛期が三週に渡って続いているのですが、テキーラサンライズやカリフォルニアゴールドは花がアレなことになってきたので、そろそろ剪定が必要なお年頃になってきたようです。といっても、越冬前の強剪定ではなく、未練たらしく…もとい晩秋への希望を込めて、ちょっとだけハサミを入れるわけです(笑)

カリフォルニアゴールドの苞は時が経過すると普通に色褪せて自然に落ちてゆくのですが、苞のつなぎ目が強固で枯れても落ちることがないテキーラサンライズの苞は、涙しながら切り落とさなければなりません。面白いことに、テキーラサンライズは最初上向きについていた苞が、花が終わると下を向くんですよね。

無事だったメリーパーマーとマハラダブルレッド。

株そのものは無事だったとはいえ、苞の付け根がテキーラサンライズと比べて比較的脆弱なメリーパーマーやパープルローブの苞は庭中に散乱しました。まあそれでも、飛ばされてしまった苞はもう花が終わってしまったものばかりだったので、樹全体の見た目は少々若返ったような?そんな印象を受けます。前回の台風の時には苞の一部が黒ずんでしまったマハラダブルレッドは、今回は襲来のかなり前から屋内に避難させていたのでもちろん無事でした。

全く関係ないんですけど、東京プリンスホテルのプールの営業が今週末を以て終わります。私も今日行ってきましたが、夏の終わりを惜しむ人々で賑わっていました。(といっても、最盛期に比べればガラ空きでしたが)また来年!って感じです。

帰りは増上寺の境内をぷらぷら歩いて、クレセント前の公園のベンチで樹々の緑を見ながらぼーっとするのがお気に入りなんですけど、そんな時間を過ごすのも今年は今日でおしまいかぁ…と思うとなんとなく寂しい気分。ふと気付くと、周りから聞えるセミの声がアブラゼミからツクツクホウシのものに様変わりしていたり、樹の緑も少々黄色がかってきていたりして、認めまいとしている秋の訪れを実感させられてしまった土曜日でした。

2005-09-11(Sun)

再び苞が着きはじめたティンマと、手入れをサボってるのがバレバレな風情のパープルローブ。

『貧乏暇なし』を体現している私は、展示会準備の手伝いで今日はひーこららだったわけですが、午後の雨はちょっと予想できなくてずぶ濡れになってしまいました。

さて、マイティンマは枝が4つに分かれておりまして、一番最後に着いた苞にはまだ花が咲いているのに、既に散ってしまった枝先に再び苞が着きはじめました。水切れ対策として投入していた水苔を、先週取り除いたのが乾季を演出したのでしょうか。

たしか半月前くらいに剪定したパープルローブはこの通り枝がとんでもないことになっているんですけど、この樹は伸びすぎると枝葉に栄養が行き渡らないんですよね。それゆえバシバシ剪定しなければならないのですが、せっかく伸びたのに何度もハサミを入れるのは、なんとなく樹がかわいそうな気がしてしまいます。のびのび育てたいので、来年は富子さんを見倣って2メートルくらいまで背を伸ばしてみようかな。

今年度の挿し木は、どうやらブライダルピンクだけがちゃんと根付いて越冬できそうな気配が濃厚です。前にも書きましたが、今年は赤玉土(中粒)、挿し木・挿し芽の土、普通の園芸用の土にパーミキュライト+パーライトという布陣で臨んでまして、「挿し木・挿し穂の土」に挿したのだけが無事根付いたようです。スタート時期など他の要因もあるのでどれが一番よいか?という答えにはなりませんが、一応ご参考までに。

2005-09-17(Sat)

挿し穂を鉢上げ。

予告通り、7月17日にスタートしたブライダルピンクとメリーパーマーの挿し穂を鉢上げしました。土に手を入れた瞬間、過去に失敗したときのことが思い出され、手は震え、滴り落ちる冷汗を拭いながら作業するわけで…まあそのちょっと大げさですけど(笑)、何度やっても慣れることが出来なくてドキドキしますね。

メリーパーマーは明らかに失敗の気配が漂っていましたが、ブライダルピンクの二本の挿し穂も成長に差があったので、そういう意味でもドキドキしながら慎重に挿し床から挿し穂を取り出しました。結果は写真の通りで、芽が出てきたからって必ずしもちゃんと根づいているわけではないですね。ちゃんと根が生えているのは芽もぐんぐん伸びてゆきますが、根が付かずに芽が出てきた方はちょろっと葉がついた後、そのまま成長が止まってしまいます。

でも、失敗したっぽい方も凝視してみると1ミリほどの根がついていたので、諦めきれずに植え替えしました。季節を考えると今後はひんやりする夜も多くなりそうだし、速やかに蘇生させるために室内に持ち込みです。

2005-09-18(Sun)

萎れ風情のマハラダブルレッドと、場所替え完了の光景。

盛期が一服した感があるマイブーゲンズは、こんな感じで葉が青々と生い茂っております。ティンマとメリーパーマーはまた苞の蕾が出来てきましたが、時期も時期だし満開になるのはしばらく先でしょうね。

この写真のマハラダブルレッドやカリフォルニアゴールドの葉は、日中は常にこんなふうに萎れてて私を焦らせるんですけど水不足というわけではなく、日が落ちるとシャキッとするのですが、これは台風やらで支柱がグラグラしたことによって主たる根が切れそうになってるのかも?と睨んでいます。かといって、根を掘り返して調べるのもなぁ…と思い続けてはや幾年。苞が落ちるとやはり葉がシャキッと立ち直るので、苞が着いたとき、華奢な枝に行き渡るだけの水を供給出来てないのかもしれません。いずれにしても、他のブーゲンズと比べて根が脆弱なんでしょうね。

根が脆弱と言えば、植え替えから一晩明けた今朝、ブライダルピンクの挿し穂を見にゆくととんでもなく葉が萎れてて動揺しまくりました。水をたっぷり与え、伸びた芽にハサミを入れて数時間経つと元気な姿に戻ったので一安心しましたが、自分としては慎重に植え替え作業したつもりでも、やはり雑なところがあったのでしょうね。

さて、常夏の国とは違い極北の地に住む私は、来るべき冬にブーゲンズをどのように管理するか?と考えると正直頭が痛いんですけど、温室は夜寒いし、室内だと陽に当たらないので、どちらにしても枯れ木と共に一冬を過ごすことになるのは避けられないわけで、どうしたって鬱になってしまいます。

そんな中、『Yahoo!ニュース - 共同通信 - 冬に屋内でハイビスカス 糖含有の栄養液開発』というニュースを見まして、これはイケル!!と思ったわけです。「太陽光線を必要とせずに植物を育てることが出来る」って。記事を読んでみると「糖をそのまま与えるとカビの巣窟になるんで、クエン酸を与えて液を酸性に保つ」ぽいことが書いてあります。クエン酸+糖分といえば、粗悪品のもろみ酢(ストレートタイプ)。高濃度では色々とヤバそうなので、薄めて散布が吉って感じ?いやでも、「酢」の部分がよろしくないような気もするなぁ…というわけで、早期の商品化を望みたいところです。できれば一ヶ月以内に!

2005-09-24(Sat)

雨水を弾くティンマの苞と、咲き始めたばかりのレインボウ。

まだ雨も風も強くはないけど、台風前夜ということで、外の空気はなんとなくざわざわしているような感じです。私は盛大に風邪をひいてしまってベッドに寝たきりなんですけど、そんな冴えない休みの日に雨が降ると「ほら、どっちみち出かけられないし!」というわけで、悔しさがちょっとだけ薄らぎますね。

さらなる気温の低下を反映して、ブーゲンビリアの新芽関係はパタッと動かなくなり、苞が着きはじめました。見頃を迎えるのは10月半ば以降でしょうか。

さて、他所さまのブログで「観月会」なるイベントの模様がレポートされていて、風流でいいなぁと思ったのは 20 日。いい歳して観月会の存在を知らないというのはどうよ?というのはさておき、しかも、もう終わりまくりですよ?というのもさておき、いろいろ検索してみると、例の如く歴史と伝統を誇る観月会は西日本ばかり。うわーだめじゃん東京!と呆れていたら、近所の向島百花園で 19 日に開催されていたのでした……(^^;)

過去ログ一覧

TopWhat's NewBougainvillea|Diary|PhotosHowtoBBSPhotoBBSLinksAbout