ブーゲンビリアの生育記録(2006年その1)

私が育てているブーゲンビリアの生育記録です。(2006年1月2日から1月31日まで)
※新しめのブラウザでは、写真をクリックすると拡大表示されます。

2006-01-02(Mon)

新芽が出てきたブライダルピンク、植え替え後のブーゲンズ

年が明けたからといって温かくなるわけでもなく、むしろここ東京は曇りと雨が交互に訪れてめちゃめちゃ寒いのでした。

さて先月末、用土表面にカビが生えてしまったので他の鉢も調べてみると、ハイビスカス、カリフォルニアゴールド、ティンマの鉢からも続々検出されてしまいました。うわあぁん!

かくなる上は、原因を探って対策を施さなければなりません。カビの繁殖に必要なのは、淀んだ空気と適度な湿気とぬくぬくな気温。まあ室内なので換気関係がよくないのは当然ですが、その一方でカビが生えてない鉢もあるわけで、その違いはどこにあるのでしょう?

比較してみると、カビが生えている鉢はどれも表土がガチガチに固まっているものばかり。なぜガチガチなのかというと、シーズン中に撒いたオルトランや古い肥料が土に浸透せず、膜のように表面を覆っているためです。そういえば、肥料の中に含まれる塩分は表面に浮き出てくるとも聞きます。こんな状態では根が呼吸できませんね。オルトランは粒剤じゃなくて、液体のほうがいいのかなあ…(;´Д`)

空気が淀んでいる室内で気温よし!湿度よし!栄養分よし!と三拍子揃ってますから、これでカビが繁殖しないわけがありません。なるほど、秋に植え替えしろというのはこういうことなんですね先生!と納得したところでカビが無くなるわけでもありません。そこで、春はまだ遠いしなぁ…と思いましたが、「ほら室内だし!ぬくぬくだし!」ということで植え替えを敢行しました。

久々に株を取り出してみると、どれも根がビッシリ張っているんですよね。これ以上デカい鉢を用意するのもどうかと思うので、一度試してみたかった「伸びた根をリストラ」に挑戦してみました。セオリー通り、全ての根を一様に切るのではなく、特に伸びている根だけを根こそぎ切ってしまうというやりかたです。そんな感じで、メリーパーマー、ティンマ、カリフォルニアゴールド、マハラダブルレッド、ハイビスカスを植え替えしました。巧くいったかどうかまだわかりませんが、葉や苞がしな〜っと萎れていませんし、今のところ特に問題はなさそうです。

植え替えしてて思ったのですが、鉢の内側に根がビッシリ張っていると外気温の変化の影響をモロに受けてしまいそうなので、そういう意味でも、やはり植え替えは秋のうちにしといたほうがいいのかな、と。冬にこういうのをやると、手や指が荒れてガサガサになりますしね(笑)

2006-01-04(Wed)

まだ咲いているレインボウ、意外にしぶとい挿し穂たち

(前回までのあらすじ)越冬のため、ブーゲンズを室内に避難させたものの、表土にあまさず繁殖しているカビに仰天したnenriki。慌てて対策を練るが…?

なんといってもカビ対策(土壌を清潔に保つためには)には日光浴が一番!なのですが、日中にはほとんど家にいることがない私にはブーゲンズを日なたに出すことは至難の業。そんなわけで、土は総入れ替えしたものの再発の不安が頭をよぎりまくりです。

そこで私は考えました。太陽光に含まれている殺菌作用がある光線は紫外線。つまり、UVA 入りのライトを一日何時間か浴びさせるようにすれば、日光浴させずとも同じ効果があるのではないか、と。カメを育てている方、動物園の飼育に造詣が深い方はご存知と思いますが、特に甲殻類の動物は紫外線が不足するとくる病になってしまうため、 UVA を発射するライトが飼育用によく使われています。これを使わない手はありません。

現在使っている「プラントライト」は、光に紫外線が含まれていません。紫外線は長時間当てていると害があるので、常時点灯させるライトからそれが発射されてしまうといろいろマズイためだと思います。 UVA の電球は長時間当て続けるのではなく、マニュアル通りに一日数時間当てればよいのでしょう。室内だと薄くなりがちな苞の色も濃くなる効果が期待できます。

さらに詳しく書くこともできますが、たらたら書いてもマウスカーソルをブラウザウインドウ右上の×(Macの人なら左上の□または赤い●)にもってゆかれてしまいますので省略します。

そして水には木酢液を混ぜれば、カビや雑菌をある程度抑えることができるんじゃないかなと。

※私はこんなふうにいろいろトライしますが、真似しないほうがよいと思います。人柱は一人で十分なので。

2006-01-09(Mon)

ティンマの新芽、レインボウの反対側の枝

(前回までのあらすじ)紫外線ランプ+プラントライト(+暖房)で、室内を温室にしてしまおうという野望を抱くnenriki。紫外線なんて危険極まりないじゃん?という声を無視して装備を整えようと決意。

電気屋に行くと、まあ色々な種類の電球があります。東芝の「プラントルクス」という植物育成用の蛍光灯をゲット。花屋御用達の、紫がかっている光が特徴のアレです。蛍光灯なので、電球の「プラントライト」より広範囲にわたって光を当てることが出来るし、消費電力も抑えられます。

続いて同じく東芝の「殺菌ランプ」もゲット。殺菌作用を持つ 253.7nm の波長の UVC ランプで、「点灯中のランプは絶対に肉眼で見ないでください」「紫外線(殺菌線)を皮膚に直接・間接にあてないでください」などと恐ろしげな警告文が書き連ねてあります。

しかし店にはこのランプを使える器具が売られてなかったので、そちらは後日ネット通販で買おうと思いつつ、パッケージに使い方など詳しい情報が全然記載されていないのでネットで調べていると、なんと驚くべきことに「植物に当てると植物育成障害になり云々」という記述が※。マジデスカ?(;´Д`)

というわけで、殺菌ランプの使用をあっさり諦め、竹酢液や木酢液を使用する方針に変更。大丈夫かなあ。

※「東芝ライテック」のランプのパッケージにもサイトにもそんなこと一文字も書いてなく、同種の製品を出している NEC のサイトにて調べました。というか、東芝ライテックのサイトにある製品情報はスカスカな内容の PDF が並べてあるだけで見る価値なしでした。もう買わないっ!

さて、ブーゲンズの近況ですが、落葉が終わった株からは少しづつ新芽が現れはじめています。その中でもティンマの新芽は赤く色づいて苞の気配を漂わせていますが、このまま順調に大きくなってゆくのはちょっと難しいでしょうね。

金曜から土曜にかけて久々に葉山に行ってきたんですけど、民家の庭に地植えされているブーゲンが見事に咲いているさまを至るところで目撃することができました。サンデリアナを沖縄のように枝垂れさせている演出が多かったように思います。やっぱり、太陽光が強いところはいいですね。突然だったので、カメラを持ってゆけなかったのが心残りです。

2006-01-15(Sun)

新しい苞が現れはじめたメリーパーマー、芽が息吹いてきたキャンドル

ここ東京では最低気温 0 度近辺の日が続いています。うちは都区部なので比較的暖かいはずですが、それでも去年の冬のような屋外温室(暖房設備なし)の環境で越冬できたかどうかは甚だ疑問、というか多分ムリだったでしょうね。マイブーゲンズはあまさず凍死してしまい、沈黙の春を迎えることになったと思います。

さて、お正月に植え替えした株たちに変化が現れはじめました。先週のティンマに続き、ブライダルピンクとメリーパーマーにも苞が出現!…したのですが、ブライダルピンクはつい先ほど植え替える作業中、枝先の苞が失われてしまいました。ブライダルピンクはもともと3本の寄せ植えだったんですけど、昨々シーズンにその中の一本が枯れてしまい、その切り株が気になってしょうがなかったんですよね。その枯れた株にカビが発生していたので、これはマズイ!!というわけで、取り除くついでに植え替えしたわけです。

残った二本の間でも生存競争が行われていて、勢力が強いほうは割と均等に根を張っていたのですが、やや虚弱なほうは、太い根が鉢の内周をぐるりと回り込むように伸びています。分厚い陶器の鉢に植えられているとはいえ、こちらのほうが外気温の影響を受けやすくなるし、土が乾きはじめるのも先になってしまう、とふんで真ん中寄りになるよう修正しました。なんというかその、寄せ植えは色々ありますね。

その後はセオリー通り、植え替えた鉢に水をたっぷり与えて安静させているところです。ところで、うちで使っている受け皿は全て陶器なのですが(陶器信者なので)、鉢底から流れ出た水が染み込んですぐ乾燥するので、受け皿にたまった水が腐ってしまって云々といった悲劇とは無縁です。プラスチックのやつより便利ですね。

マイブーゲンズの生育環境はプラントルクス+プラントライト(併用することにしました)のツインビーム時代を迎えて採光関係が劇的に改善されたわけですが、これから咲く苞がどうなるか楽しみです。この時期に咲く屋内育ちのブーゲンの苞といえば、ちょっと触れるだけで落ちてしまうほど弱く儚く、色も薄くなってしまうのがお約束ですが、人工灯バリバリの環境で育てても同じふうになるのでしょうか。

2006-01-29(Sun)

雪が降った土曜日、メリーパーマーにちいさな苞がつきました。

ここ東京では、土曜日に雪が降りました。夜まで降りつづけたわりにはそれほど積もらなかったんですけど、雪化粧の向島百花園や隅田公園は絶景かも!と思ったものの、冬になると一切の活動を停止してしまう私がこの寒さの中を外に出られるはずがありません。運動不足で体重計に乗るのが怖いお年頃です(笑)

雪耐性がない関東の交通機関は乱れまくりだったそうで、プルメリアさんは成田から無事出航できたのでしょうか?(^^;)

さて、メリーパーマーにちぃちゃな苞が着きはじめました。いつぞやの春先にも頼りなさそうな苞が着いたのですが、大きくならずに散ってしまったんですよね。今年も環境はほぼ一緒なので、やはり短命に終わってしまいそうな予感。まあシーズンオフですしね。

気付くと事務所においているパキラの鉢の土にも盛大にカビが生えていて、いったい何が原因だろう?と考えた末、サンプルでもらった例の EM が怪しいという結論に達しました。(EMを撒いてない鉢は無傷なので)ぱらぱらっと撒くだけではなく、正しい使い方をしないとダメなのでしょうね。

更新履歴にも書きましたが、今回から LightBox を導入してみました。XHTML 1.1 とか DOM 1.0 に準拠しているブラウザなら(準拠してないけど Windows IE 6.0 も)ちゃんと表示できるはずなのですが、Mac IE 5.X ではどうやっても強制終了してしまうのでオフにしています。

2006-01-31(Tue)

土日は暖かかったけど……。

先週のウィークエンドとは打って変わって春なみの陽気が続いていましたが、今日になってぐぐっと冷え込み、再び冬に戻ってしまいました。春が待ち遠しい私は、ちょっと気候が緩むとすぐに薄着指向になってしまうんですけど、マフラーなしで外に出るのは明らかに失敗でしたね。でも、日はだいぶ長くなってきたように思います。

プラントライトが球切れを起こしたのを機会に、今度は 75W のを二つ装着しました。プラントルクスと合わせて3つの電球で春を演出しているのですが、そんなんでブーゲンズが見違えるように育ちはじめるわけがなく(笑)、やっぱり人工灯はそれなりなんですよね〜。どちらかというと、ライトより室温の方が重要な気がします。

さて、週末には親木パープルローブの植え替えを敢行しました。やはり土の上部がガチガチだったので、底の方はどうなっているんだろう?と思っていましたが、前回の植え替えの時とは違い、鉢底にも根がびっしり回っていました。あれだけ大きな鉢なのに、根が新たに張ることが出来ないありさまです。ブライダルピンクの根を切った後の感じが良好なので、これも伸びた根を少し減らして植え直してみました。今年は元気になってくれるのでしょうか。

さて、執念深い私は冬の嵐山花灯路を見逃したので春こそは!と思っていたんですけど、3月は壮絶に忙しくなることが予想されるのでちょっと無理な予感です。(懐石料理が、湯豆腐が!!)

私はもともとお金があんまり欲しくない人で、ゆとりあっての人生だと思っているのに、なんだか歯車がヘンな方向に回っているような。

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